SOLD OUT
締太鼓の久保田大地です。新潟県に住みながら「雪中野良着https://x.gd/WOSx3 」名義で、一から野良着を作っています。古作に忠実に、全て直線裁ちして反物に戻せるように、現代人が着られる寸法に拡大して、作成しています。生地や構造の丈夫さゆえに一生モノです。
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一点物の道中袋です。
藍染めの「刺し子織り」で作りました。
高画質は以下よりhttps://drive.google.com/drive/folders/1rJ4R43N7-LfVxiB581UJgpokHbXYaBDj
※当商品は一点物ですが、今後、紐ループが無地の品を量産する予定です。
現代で織られた新品の生地です。厚手で丈夫です。刺し子生地も様々な種類が売られていますが、刺し子織の糸が太くてふんわりしたものを選びました。手作業による刺し子の風合いを感じさせます。適度な重みのある生地で、それが全体の重厚感につながります。
紐ループは「型染め古布」です。とくに本体後方では「道中合羽」に使われることの多かった「雨絣」柄を使いました。道中袋にぴったりの柄合わせです。
紐ループは手縫いしています。
堅牢な生地なので運針ができず、4針進めては引き抜きを繰り返して作りました。使い込んだ時に、縫い目がぽこぽこして格好よくなります。
念のため色落ちにご注意ください。
西洋肌着を着る時だけでなく、野良着・袢纏・浴衣・着物を着る時にもうってつけです。
◆ 構造と使い方
片方の底口は紐でしっかりと締められており、もう一方の口は自重で自然に締まる仕組みです。これにより、歩きながら使用しても中身がこぼれにくく便利です。
また持ち上げる際は、本体ではなく紐部分を持つことで、中身が出てこないようになっています。
◆「スライディングノット」で入れ口を固定します
入れ口は自重で自然に閉まりますが、キャンプなどで使われる「スライディングノット」という結び方を導入しました。これがストッパーの役割をもちます。
・締める時: 結び目を持ち、結び目の間の紐を片方ずつ引っ張ります。
・緩める時: 結び目を持ち、本体/紐ループに通っている紐を引っ張ります。
※なお、この調整作業をしなくても、基本的には自重だけで閉まり続けます。より強固に口を固定したい場合の補助パーツとしてお使いください。
・紐は太さがある「江戸打紐」で、手や肩が痛くなりにくい仕様です。
およそ腰の高さで使える十分な長さです。
・手洗いまたは洗濯機で洗えます。
◆道中袋考
道中袋は、明治時代まで日常的に使われていたと考えられる実用袋です。骨董市やネットオークションで見かけることはありますが、博物館などで展示されていることはめったにありません。片方の口を閉じ、もう片方を開くという形状は、風呂敷を体に巻きつけて使用することの代用品として活躍したと思われます。携帯性と実用性を兼ね備えています。
◆寸法
およそ28×35cm